児発・放デイの人員基準とは?【徹底解説】
児発・放デイを開業するにあたって、必ず遵守しなければならない人員基準について、詳しくご説明します!
児発・放デイの指定を得るには、以下の人員を揃えて申請する必要があります。
職種 | 配置数 | 常勤要件 | 備考 |
管理者 | 1人以上 | なし | |
児童発達支援 管理責任者 | 1人以上 | あり | |
児童指導員または 保育士 | 2人以上 | 1人以上は 常勤 | 機能訓練担当職員や看護職員を児童指導員等として配置可 ※ただし、半数以上は児童指導員または保育士であること |
機能訓練担当職員 | - | なし | 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理指導担当職員など |
看護職員 | - | なし | |
その他の従業者 | - | なし |
①管理者
資格要件なし
どんな仕事?
・職員および業務管理
・利用者の利用申込等にかかる調整
・法令遵守のための指揮命令
・保護者、関係機関との連絡調整など
②児童発達支援管理責任者
資格要件あり
どんな仕事?
・アセスメントの作成
・個別支援計画の作成
・保護者への相談援助
・関係機関との連絡調整など
実務要件と研修要件の両方を満たしている必要があります。
③保育士又は児童指導員
資格要件あり
どんな仕事?
・活動や遊びの企画、実施
・生活スキル向上のための支援
・送迎業務など
※児童発達支援管理責任者や児童指導員の雇用の前に、必ず指定権者(自治体)に要件を満たしているか?をご確認ください。
【ポイント!】
児発・放課後等デイサービスの最低人員は3人です。
管理者兼児童発達支援管理責任者 1名+児童指導員または保育士2名
開業自体は最低3人の有資格者がいればできるのですが、3人で滞りなく事業所の運営ができるかは話が別です。
利用者が増えると、職員のうち誰か1人でもお休みしてしまえば、適切な支援は難しくなります。また同時刻に送迎が重なると対応ができなくなります。
利用者が少ないうちは最低人員の3人で何とか業務を回して、人件費を削減するというのも手ですが、利用者が増えるにしたがって、職員を増やし手厚い配置をして、質の高い療育を繋げていきたいものですね。
別の機会に詳しくご説明しますが、手厚い職員配置によって加算を算定できれば、売上の向上にも繋がります。
以上、いかがでしたでしょうか?
・配置基準や資格の有無の判定は思った以上に難易度が高く、面倒だ。
・自分が人員基準を正しく理解できるかどうか不安だ…
などとお感じになられたのではないでしょうか?
当社の開業支援サービスをご利用いただければ、専門コンサルタントが代わりに資格の有無や配置基準を判定するだけでなく、事業所様が早期に独り立ちできるよう、人員基準を遵守するためのコツを懇切丁寧にレクチャーさせていただきます。
<運営会社>
株式会社アイラ
児童発達支援・放課後等デイサービスヒトツナ
フランチャイズ本部